無事に終了いたしました!!

リザルト キッズ1 | キッズ2 | 3時間エンデューロ

レースの模様

昨年までは3月に開催していたんですが、今年は野田市と関宿町の合併という大イベントがあり、今まで4月に開催していた「the TRYangle60 60kmサイクリング」が6月になり、このレースを少し遅らせて4月に開催となりました。

当協会のイベントは、ここ数回雨に祟られる最悪の状態でしたが、今回はレース前日に雨は降ったものの、当日は桜の時期とは思えないほどの暖かい(暑い)一日となりました。

今回のレースからキッズクラスも行うことになりました。
秋のレースに比べると参加する子供たちの数は少ないですが、少数精鋭といった感じです。

よく保護者の方から言われるのですが、「チョット子供にはキツイんじゃない」とか、「ウチの子には無理だからコースを変更してくれ」とか・・・
でも、走れる子がいることも事実。甘やかさないで走らせちゃいましょうよ!!
今回も雑木林エリアの入り口で、坂を登れず、挙句にチェーンが外れて

「ボク、もうダメダぁぁ〜〜」

と泣きじゃくっている子もいましたが、レース後に話を聞いてみると、

「すげぇ〜悔しいッ!!次までに練習して絶対走れるようになるッ!!」

とたくましい返事が返ってきました。
こうやって少しずつ技術やMTBの楽しさを理解してくれていったら、将来は日本を背負ってたつようなMTBライダーになってくれることでしょう。

キッズのレースも終わり、次は3時間エンデューロ。

今回スペシャルゲストとして、「TEAM FORD/SPECIALIZED」から竹谷賢二選手とネイサン・ベネットが参加してくれました。

 ご存知竹谷選手

陽気なベネット 

竹谷選手は関宿在住で、6月の合併後は野田市民となります。来年のアテネオリンピック候補でもあり、地元からオリンピック選手が誕生かと、途中立ち寄っていただいた根本市長も期待感をふくらませていました。
一方ベネットは、水上でMTBツアーガイドをやってる「オチャメ」なニュージーランド人です。
「なんだ、ツアーガイドか」と思うなかれ。彼もアチコチのレースで優勝や入賞の経験がある、なかなかのつわものです。

そんな二人が参加してくれた3時間エンデューロ。スタートはマラソンスタートです。

前回この会場で開催した秋のレースでは、マラソンの距離が短すぎたせいか、スタート直後はダンゴ状態になってしまいました。
そこで今回は、参加者からヒンシュクを買いつつも距離を長く設定。多少の渋滞はあったものの、前回よりはゴチャゴチャにならなかったようです。

スタート直後は前日の雨の影響で、スリッピ−な路面コンディションでしたが、時間がたつにつれ滑りにくく、しまった路面になってきました。

 問題の橋もなんとかOKか?

午前11:00にスタートしたレースも午後からは強い日差しで、夏を思わせる陽気となりました。
我々がいた大会本部付近はそれほどでもなかったんですが、走り終わった選手が帰ってくるピットエリアは周囲よりも暑く感じさせました。
それでもポカポカの原っぱの上。皆さん思い思いに楽しんでいるようで、主催者側としてもすごく嬉しい気分です。

ウタタネ・ウタタネ 

レースのほうは、序盤8周目から竹谷選手が抜け出しトップを独走、そのあとに続くのはxyz104とチームSRC1。

参加者はアジアチャンピョンと一緒に走れる機会なんて滅多にあるもんじゃないとばかりに、竹谷選手を見つけると猛追・・・そして置いてきぼりの繰り返し。
でもトッププロの後ろに着いて走ると、ライン取りやバランスの取り方など勉強になることがいっぱい。みなさん良い経験が出来たんじゃないでしょうか。

後半は路面が乾いてきたとはいえ、まだまだ難所がつづきます。

みなさん泥だらけになりながら、長いような短いような3時間エンデューロも無事に終了。

最終順位はリザルトを見ていただきたいんですが、参加者の方からビジュアルで順位がわかるグラフを作っていただきましたのでリンクしておきます。
なかなか面白いグラフで、自分のチームがどういう順位で走っていたか良く判ります。

>>>enduro.xls<<<コチラをご覧下さい

レース後、参加者のみなさんにトン汁を配ったんですが、当日の気温、約26℃・・・。
全部食べていただきましたが、暑くなかったですか?
ちなみに今回のトン汁は、松戸からわざわざ「この為だけ」に来てくれたオバサンオネエサマがたです。

最後は恒例のじゃんけん大会!!

賞品があまり多くなかったんですが、当たった方々おめでとうございました。外れた方々は次回に期待!!

大きな事故やトラブルもなく、無事に終了することが出来ました。
天候にも恵まれ、素敵なゲストや仲間たちと楽しい一日が過ごせたのではないでしょうか。

今回のレースを改めてよく見ると、女性参加者の比率が高かったように思えます。

これからも、子供たちや女性の方も気軽に参加できるイベント作りを心掛けていきたいと思います。また当協会のイベントをきっかけに、今まで以上に自転車競技の楽しさを知ってもらえたらと考えます。

今回のレースは前回・秋のレースのアンケートを参考にしてレース運営を心掛けました。
皆さんどう思っていただけたんでしょうか?ご意見お待ちしております。

世間一般の方々からしてみれば、MTBレースはまだまだマイナースポーツの粋を脱していないと思いますが、今後もっと沢山の人にこの面白さを伝えていきます。
今回参加された皆さんもご協力お願いします。

今回の反省点

  1. タイムスケジュール・段取りが滅茶苦茶であった。
  2. 荷物搬送のアナウンス不足。
  3. 急なコースレイアウト変更を余儀なくされた。 などなど

 

参 加 者
キッズ1=13名
キッズ2=7名
3時間エンデューロ=71チーム・195名

スタッフ=約60名

  
開催日 2003年04月13日(日)
会 場 千葉県野田市・福田地区特設コース
主 催 野田市サイクリング協会
協 力 野田市サイクリングクラブ・輪工房・輪々舎・(株)ビビッド・ネット